下関のEF65P牽引旧型客車回送
7月29日から8月1日までの間の帰宅中は新潟県地方の大雨の影響で「あけぼの」は運休。したがって鉄道撮影には一度も出掛けなかったから朝もゆっくりと寝ることができ、それはそれで良い骨休めとなった。久しぶりに本棚から蒸気機関車の写真集や、鉄道撮影から遠ざかっていた間の月刊誌のバックナンバーなどを取り出して読むことができた。
本当はK・M氏のように古いネガのスキャンにも時間を割かなくてはいけないのだが、同氏が言うようにネガのスキャンはやる気になったときに一気にやらなければ気分が萎えてしまう。まさにその通りで今回の帰宅中は遂に「やる気」が出ずとうとう1枚もスキャンできなかったが、この作業にもそろそろ力を傾けなければならないだろう。
今回アップするのは1977年9月、蒲田で撮影した旧型客車(ただし塗装は全てブルーだったように記憶している)9両の回送を牽く当時下関運転所所属のEF65502。
このころ下関にはEF65500番台のうち501~503の3両が在籍していて定期運用を持たず、東京機関区のP型が台検に入る際などにブルトレ牽引に当たっていた。
本当ならこの回送運用、同じ下関に在籍していた4両のEF58のうちのいずれかが充当されても不思議ではないのだが、ゴハチは他の仕業で空きがなかったのか、このEF65502に上りの別の仕業があり、帰りのこの運用に当てるのにちょうど良かったのか、今となっては分からない。
ともあれこの当時はひじょうに珍しいケースでふだんはEF65Pなど、あまり撮りに行くことはなかった自分も近場とは言えノコノコ出て行ったのだった。
(写真、文 U)
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