« K・M氏に同感 | トップページ | 梅雨時の撮影 »

2011年5月30日 (月)

EF5861(ロクイチ)とヘッドマーク

Uさんがヘッドマークの話題に振ってくれたのでその関連で1枚。

私が本格的にEF58などを撮り始めた1970年代後半、それまで特急や急行に取り付けられていたヘッドマークがどんどん消滅し、一時期、定期で夜行寝台についていたのが東京口のブルトレだけになった。つまりヘッドマーク付きの列車が貴重になって、その頃運転された「999号」のEF65にヘッドマークが付いたときにはかなりの話題になった。

当然EF58に、ましてやEF5861にヘッドマークが付くというのは東京機関区での撮影会のときくらいで、お召しのときの旗以外が正面を飾ることはまずなかった。

そんな中運転されたのが「5555号」。昭和55年5月5日に静岡鉄道管理局内で沼津のお座敷列車を牽引したもので、ヘッドマークが付くということで、ここにご登場の皆さん方と意気込んで撮影に繰り出した。沼津機関区でヘッドマーク付きのロクイチを撮影し、その後何本か走行写真、駅での停車を取り捲った。今から思えばたいしたマークではないが、当時は珍しさが手伝ってかなり気合が入っていた。

しかしながらその後、ブルトレにもヘッドマークが復活。それは大変好ましいのだが、この頃からイベント機関車的に使われたロクイチにも頻繁にマークが付くようになり(しかもあまりセンスの良くないものが多かった)、むしろマーク無しの綺麗な姿のほうがよくなってしまって、回送や試運転を狙うようになってしまった。ただ「踊り子」や「サロンそよ風」のような「季節臨」のマークはまだ良かったが。

というような経緯で、今は(もうロクイチはないので)基本的に「定期列車にはマークつき」「臨時列車はマークなし」とりわけ蒸気機関車やEF65501のようにその機関車自体だけで存在価値のあるようなものはシンプルさが一番だと思うようになっている。

蒸気機関車撮影で最高なのは「ヘッドマーク(や変な飾り)無し、非電化区間で旧型客車(5両以上)を牽引」という、今や贅沢なもの。

これに近い条件は陸羽東線でD51+旧型客車の試運転だったが、客車は4両だった。

望むべくは磐越西線(非電化区間)で旧型客車という組み合わせだが、まあそうなれば沿線が大パニックで落ち着いての撮影なんてできないだろうが。

しかし21世紀を10年以上も過ぎてから、これだけの復活蒸機や旧型客車が運転されていることだけでも幸せなことだと思わなければならないのだろう。

(写真・文:K.M)

1980年5月5日 9440列車 鷲津にて

67bw1484

|

« K・M氏に同感 | トップページ | 梅雨時の撮影 »

執筆者K・M」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

これももう30年以上経つのですね。あの頃はこんなヘッドマークでも大変貴重で、この列車の情報をもらってからずいぶんソワソワしたものでした。
実は当方もこの時の画像をアップしようかどうしようか迷っていました。何しろ今では絶対に撮れない角度で撮った画像がありますから。
近いうちにアップするつもりです。

投稿: U | 2011年5月30日 (月) 21時45分

「今では絶対に撮れない角度で撮った画像」・・・是非拝見したいです。期待してます。

投稿: K.M | 2011年5月31日 (火) 00時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1215589/40183269

この記事へのトラックバック一覧です: EF5861(ロクイチ)とヘッドマーク:

« K・M氏に同感 | トップページ | 梅雨時の撮影 »