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2011年3月 8日 (火)

後悔、先に立たず

貫通扉のある機関車が好きだ。ディーゼル機関車ならDF50や91、現存する電気機関車ならEF641000番台。スノープローが付いていればEF651000番台も好み。EF65500番台がブルートレイン牽引から引退するころ、1000番台に変わるというニュースに喜んだことも今になって吐露しておく。けっきょく検査の作業上、スノープローは外されてしまったからその魅力がガクンと下がってしまったが、もし外されていなかったらもっと東京口のブルトレのネガが残っていただろう。

大窓のEF58をさかんに追っていたころ、門司や下関のホームでよく見かけたEF30はもっとしっかり撮影しておけば良かったと思う機関車のひとつ。貨物列車には重連でその牽引に当たっていたし、時には4重連となることもあった(自分は撮ったことがない)。銀色のステンレス製のボディは塩害による腐食に対するもので、釣ったことのある人なら分かるが釣り上げたばかりのタチウオのような美しさがあった。鉄道模型でも天賞堂がかなり早い時期に製品化している。小学生だった自分はもっぱら蒸気機関車好きだったが、この製品にはあこがれたものだ。
それなのにその後、ヘッドマークを付けてブルートレインの牽引に当たった姿を撮影には行っていない。撮影可能な場所が下関や門司のホームだけで、撮れる場所のバラエティも少ないという限定された環境に起因することが最大の理由だが、EF58などほかの機関車の記録の方にベクトルが向いていたということも作用している。

今こうやって当時の写真を見ると日本の機関車史上、きわめて特殊なステンレス製ボディの、しかも貫通扉が付いたEF30をしっかりと撮影しておけば良かったと悔やまれてならない。

(写真、文 U)

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