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2011年2月 5日 (土)

上越国境で活躍するEF1612

Uさんが水上機関区でのEF1612号機をアップしてくれた。1980年当時、10機ほど居たEF16の中でも、11号機と12号機は乗務員扉上のヒサシがついていて一際目立っていた。

これまで真冬の北海道や寒風ふきすさぶ日本海側など何度も厳しい寒さの中での撮影は経験してきたが、この冬の上越国境の深夜バルブも最大級の寒さであった。

スキー臨が運転される2月の週末を狙って水上ー越後中里ー越後湯沢ー石打などに通ったものである。EF16+EF58の昼の8702列車や貨物列車の撮影もさることながら、深夜の石打で展開される上り夜行列車や貨物列車の補機連結作業のバルブ撮影も主目的であったので、ほとんど寝る時間も無いような状態で寒さに耐え、体力勝負の撮影をやっていた。今ならそばに車を停めて暖房を入れ、撮影時間だけ外に出るのだろうけど、当時の石打バルブはほぼ終夜外に居るか、列車の合間だけ待合室に戻るしかなかった。

しかも列車はかなりの頻度でやってくるので嬉しい悲鳴。撮影場所と待合室の間が積雪の時には足元は悪く迂回もしなければならないこともあり片道15分弱はかかったので、たとえば列車間合いが40分あったとしても待合室に居られるのは10分くらい。でも戻らないと40分何もせずに外で寒さに震えるという究極の選択を迫られる状況だった。撮影場所の横にある作業小屋の屋根からは長さ1.5mにもなろうかという、ぶっといツララが何十本も垂れ下がっていたのを覚えている。

当然前述のEF1611号機、EF1612号機が補機で付く列車は見逃せないので必死で三脚に固定したペンタ67のレリーズを頑張って押した。トライXで絞りf8で30秒露光というのが当時のスタンダードだったと記憶している。

上の写真は1980年2月10日に石打で撮ったEF1612+EF15143の3886列車である。

その下は2月9日に水上機関区を出区するEF1612号機。

(写真・文:K.M.)

1980年2月10日 EF1612+EF15143 3886列車 石打駅にて

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1980年2月9日 EF1612 水上機関区にて

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