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2010年10月25日 (月)

浜松機関区のEF5860

自動車を使って本格的に鉄道撮影を始めたのは1979年の頃からだったと思う。大学に入ってすぐに自動車教習所に行き始めたのだが、そのころはあまり車に興味もなく、鉄道撮影も列車を利用した方が楽しかった。そもそも当時は管理局報に掲載される団体列車をはじめとするさまざまな臨時列車が物珍しく、それらを撮影することにばかり時間を割いてしまい教習所を卒業し免許を取るまでに半年近くも費やしてしまった。
それまでにお仲間のA氏や某I氏の自家用車やレンタカーに乗せてもらって撮影に行ったこともあったが、自分自身で車を運転して撮影に行き始めたのは79年からだった。

今回アップするのは79年5月に愛知県で開催された植樹祭に走ったお召し列車の予備機を務めたEF5860。この時はA氏のフォルクスワーゲン・ゴルフに同乗させて頂き、試運転から数日間撮影させていただいた。
今から考えればロクイチと60号機が本務機と予備機に指定されたうえ、飯田線でもED62がお召し牽引機となり豪華な数日間だった。なかでも回送とはいえ前に60号機、1号編成を挟んで後ろに61号機という列車はその最たるものだった。このブログではすでにK・M氏がアップしているので、私の画像はもう少し後にあらためて掲載したい。

さて今回の60号機の写真は一連のお召し列車が終了後、所属する浜松機関区に帰区したときのもの。お召し列車が運転されると「旗開き」と称して、運転前か後に機関区で停車しているシーンを撮影するのがひとつの流れだった。
この時、60号機は帰区するやいなや日の丸を外してしまい「旗開き」は撮影できなかった。機関区の方もファンのリクエストに対応してくださる腹づもりではあったらしいが、どういうわけか日の丸はすぐに機関区の手を離れることになっていたようだ。そこで某I氏が日の丸を購入しようと浜松市内へ車で出向いたことをはっきりと覚えている。結果的に日の丸は入手できなかったが、車があるとこういう時にも機動力が発揮されるものだと妙に感心したものだ。

Ef58602

Ef5860

ところでこの写真、お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが停車している位置が悪い。EF58などの旧型電機の場合、少しでも線路がカーブしていると車体と台枠がずれてしまう。新型電機の場合はスカートに前輪が隠れてあまり分からないが、旧型機の場合はひじょうに目立つ。せっかくパンタグラフを上げて停車していても、止まっている場所が少しでもカーブしていると撮る気になれなかった。何度泣かされたことだろう。この日ももっと正面から撮りたかったが残念だった。

(写真、文、U)

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