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2010年8月 4日 (水)

真鶴のロクイチ

蒸気機関車を撮影し始めたのは小学校2、3年生の頃。最初の頃こそ土日に休めない父に代わって祖父や祖母と一緒に出掛けたが、まもなく単独で行動した方が自由になれることが分かり、徐々に一人旅が多くなった。小学校高学年になると春、夏、冬の休みは周遊券を買って山陰や北海道などへ長期間撮影に行くようになり、そうなると反対に家族との旅行の機会が減った。思い返すと両親や弟とともに揃って旅行に行ったのは、小学校の頃に海水浴に行った1971年の頃が最後ではなかっただろうか。
そんなふうに考えるとこの鉄道撮影という趣味は子どもの独立心を高める反面、家族とレジャーを共にするチャンスをスポイルしてしまうという側面もあるように思える。もちろん父親が鉄道好きなら別だが、たとえ家族と一緒に旅行に行ったとしても旅先で珍しい車両などを見かけると、ついそちらへ気が向いてしまい、少しの間とはいいながらも単独行動に走ってしまいがち。そういう意味では親となった今、両親に寂しい思いをさせてしまったかもしれないと反省もある。
きっとこの趣味をもつ多くの方々もそうだったのではないだろうか?

幸い(と言えるのかどうか)わが息子は鉄道には一切興味もない。この夏も一緒に(もちろん仕方なく)旅行についてくるようだ。自分の小遣いではあまり遠い所へ行けないという経済的制約もあるから毎年夏の沖縄、冬の北海道スキーにはいろいろ不満もあるだろうが同行している。
ところがそれもそろそろ終わりになるだろう。すでに精神的にはじゅうぶん親離れしているが、来年には大学受験の準備の準備なども控えて身辺が慌ただしくなるはず。下旬から沖縄旅行、しっかり堪能してきたい。

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90年代前半(撮影日は自宅に帰らなければ不明)、真鶴で撮影したEF5861。すでにファンの人気は最高潮に達し、こんな喧噪に首を突っ込みたくなくなっていた。何百回も撮影したロクイチだが、この後はあまり追いかける気力が失せてきた。東海道本線を午前中に上ってくる光線状態の良い列車に充当されなければ、わざわざ行かなかったかもしれない。スキャナーの関係で上下がいっぱいいっぱいとなっているが、実際にはもっと余裕がある。

(写真、文 U)

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