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2010年8月23日 (月)

車両の汚れ

Tさんによると四国の車両の汚れはひどいらしい。全てが全てではないのだろうが、特急用車両などは注目される率も高いのだろうから、鉄道ファンならずとも利用者としても車内だけではなく外装もしっかり清掃してほしいものだ。
大阪ではそれほど汚れが目立つ車両は少ないが、北陸から来る貨物列車を牽くEF81の汚れはそうとうなもののようだ。海沿いを走ることもあって塩害の影響も大きいのだろうが、同じ区間を走る敦賀のEF81はそれほどでもない。きっと所属区に戻る機会の少ない貨物機ゆえのことなのだろう。大阪に赴任して鉄道撮影を楽しんでいるが、まだ北陸方面からの貨物列車を撮ったことがなく噂を確認する機会はないが、そのうち現認するチャンスも来るだろう。
まあ理由はとにかく、四国の車両も富山の81もきれいであるに越したことはない。

こんなことを記しながら全く矛盾したことを告白するが実は私、現役時代の蒸気機関車は汚れている方が好きだった。真っ黒にすすけてつやのないボイラの方が、一生懸命に働いているようで汽車らしく見えたものだ。当時、九州の蒸気機関車は手入れが行き届いていたことで人気が高かった。たしかに黒光りしたボイラは美しく見えたが、自分にとっては伯備線や関西本線などの煤でつやが消えた感じの機関車の方が、いかにも機関車らしく映った。
新見機関区を訪れたとき見学者の氏名などを記すノートがあり、その中に機関区に対する意見を書く欄があった。そこを見ると「もっと機関車をきれいにして欲しい」とか「もっと機関車を大事にして欲しい」などと、当時小学生だった自分から見てもずいぶん身勝手なことを書く人がいるものだと感じたことがある。「意見を書くために」設けられた欄だから、何を書いても良いに決まっているが、せっかく立ち入りを許してくれているのにという思いもあった。

まあ、もともと真っ黒い蒸気機関車とカラフルな塗装の最近の車両では汚れに対する見方も異なるが、汚れが目立つ明るい色をまとった車両はきれいなことに越したことはない。

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「きれい」という点ではこれ以上ないお召し列車牽引に整備されたEF5861。これは御料車の回送シーンで1980年10月の栃木国体の時のもの。
蒲須坂の鉄橋付近は上下線が離れて撮りやすい場所だった。もちろん今ではとても許されるポイントではない。背景に奥行きがある感じで今だったら長ダマにはもってこいの場所だろう。

(写真、文 U)

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