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2010年2月 9日 (火)

新旧のシェルパ

古い写真を見ているとその頃、自分の身の回りで起きた事を思い出す。受験を控えてもどうしても撮りたくて出掛けた写真や、担任の教師が嫌で逆らったこと、仮病を使って撮りに行った広島のゴハチの団臨。学生の頃は親に隠れていろいろと悪さをやって来たから、写真を見るとそういう思い出(前科?)が蘇る。
特にネガを見ていると鉄道以外の何かが写っていることがある。若かりし母の姿、亡くなった父が庭仕事をしている姿、学生服の弟‥。幼い頃に住んでいた家や免許を取って初めて運転したマイカー。写真を撮るという行為は自分にとってほぼ記録に他ならないから、それらの古い写真はかなりいい加減に撮影したものであっても懐かしさを覚える。二度と戻れない空間がそこにある。

この写真を撮ったころは比較的、落ち着いた日々を送っていたように思う。まだ大学3年生。そろそろ希望の会社を目指して就職勉強を始めた頃だ。好き嫌いの激しい自分はいろいろな業種を掛け持ちすることはなく、ひとつの業種にしぼって、しかも1社だけを受験するつもりでいた。親の説得もあって最終的には数社を受けたが、なんとか志望通りの会社に入ることができた。
その会社も入って20数年経ってみると様変わり。かつて必死で目指した頃とは大きく社風も変わった。今の世の中、昔のまま変わらないでいられることは難しいが、一枚の写真から古き良き時代を思い出す。

ここ瀬野八の補機を務めた電気機関車は今、もみじ色のEF67に変わった。技術発展が著しい昨今になっても補機が必要とされているこの事実は、ある意味ちょっと驚かされる事実でもある。

(写真、文 U)

Photo_2


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