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2010年2月10日 (水)

根府川を行く「銀河」

「銀河」という夜行列車は今にして思えばなかなか魅力的な列車だった。蒸気機関車が国鉄線上から消滅して以降、電気機関車などの撮影に通うようになってからはすでに10系客車から20系に変わっていたが、東北本線にはまだ「津軽」や「八甲田」のような10系客車を使用していた急行があったから、あまり出遅れた感はなかった。
20系客車は幼い頃蒸気機関車の写真を撮りに九州や山口へ行ったときに何度か乗っていることもあって親しみがあったし、その後の24系などの新しい客車よりもクリームのラインが美しかった。ひょっとしたら三段寝台の最上部は屋根の高さもあって、その後のブルトレ用客車よりもクリアランスにゆとりがあったのではなかろうか。

電気機関車の撮影に本腰が入るようになって主な被写体はEF58に移り、そのゴハチの中でも大窓機が本命となった。「銀河」牽引の宮原機関区所属機は43,47,53号機が人気で自分もこの3両を中心に狙っていたが、大窓機が充当されるといきおい正面がちの写真を撮ってしまうから、こういう編成側面がよく見える写真が少ない。そういう意味では小窓機やHゴム機が入ると20系客車が見えるアングルになるから、記録としては勝っているかもしれない。

今は高い風よけが設置されてしまった根府川の白糸川鉄橋は、いくら蒸気機関車一辺倒だった自分でも昔から知っていた名所。その根府川を行く「銀河」も消滅して早2年。最後まで20系客車とはいかなかったが、その後「冨士・はやぶさ」も消え今では東海道本線を走るブルトレは「日本海」のみになってしまった。

(写真、文 U)

Ef5898_2


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