電車好き!
私、実は電車が好き。もちろん機関車の魅力も十分理解して、ロクイチを筆頭に、今までに数々の機関車と出会い、そして個々に持つ個性に魅了されてきたから、今日こうやってまだ相変わらず撮影しているんだと思っている。私の場合、そもそもの鉄道撮影のきっかけは、模型作りであり、ごくごく身近な電車たちにカメラを向けたのが最初。それも無くなっていく車輌や、古い車輌たちよりも、逆に新製車に興味があり、撮影していたように思う。こんなこと書くと幼稚に思われるかな?でも、その後出会った人たちの影響をもろに受け、自分自身どんどん被写体が変わっていった。
このブログのお仲間は、ほとんどのメンバーが私とは違い、「筋金入りの鉄チャン」であることは間違いない。国鉄時代の現役蒸気機関車の名場面を数々体験し、情報を駆使して、それこそ人海戦術で素晴らしい作品を残している人たちなのである。悲しいけど私には、そういった体験は一つもない。悔やんでも悔やみ切れないが事実だから仕方がない。この友人達の色々な話を聞いて頭の中で想い描くことしかできなかった。でも写真やビデオでは伝わらないし、やはりその現場に自分がいて体験しないとわからないことなんだ。自分の目と耳と身体で「五感」で味わいたかった。
そんな想いを胸にもうかれこれ撮影を始めて何年になるだろう。変わり映えのしない写真ばかりだが、その時々で「撮りたい」と思うものだけ撮ってきたし、これからもそのスタンスは変わらないだろうな。大分話が逸れてきてしまった。どうか聞き流して欲しい・・・
数ある電車の中で一番のお気に入りは、今回掲載する583系だ。金谷川に向けて上り勾配をフルノッチで駆け上がってくる特急「はつかり」号の13両編成。こんな光景が日常だったあの時代に、今の撮影機材を持って帰りたい。(これもまた叶わぬ夢だ)年末には、青森まで新幹線が通るというこの時代に、今だ現役で走る583系を拝めるだけでも幸せと感じなければいけない。たとえ、往年の姿とはまるで違っているとしても・・・(写真・文 K )
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