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2009年12月22日 (火)

大好きだったキハ91

1976年、蒸気機関車が全廃となって鉄道撮影から遠ざかっていた私は、この年の夏ごろから高校の同級生の影響を受けEF57などの旧型電気機関車に興味をもち始めた。そこで親にねだって、当時新発売のダイレクト測光が売り物のオリンパスOM―2を入手、再び線路際に立つ機会が訪れた。もともとが好きなわけだからそうなると深みにはまるのも一気。山陰本線や紀勢本線のDD54やDF50なども新たなターゲットとなり、夜行の大垣行きの各駅停車に乗る回数も増えていった。

そんなある日、名古屋駅で顔を洗うために大垣行きを降りホームでうろうろとブルトレや貨物列車を撮っていたら、巡り合ったのがこのキハ91系気動車の急行「のりくら」。
依然からクーラーを背負ったその姿や、精悍な正面のスタイルに惹かれていたが、中央西線からD51が消えたことで名古屋方面には行く機会がなくなり、その存在を忘れていた。特急型気動車のキハ181系の試作車という位置付けで、雑誌などで取り上げられることの少なく、そんなことも記憶のフィルターにひっかからなかった一因ではなかったかと振り返る。
そもそもこの時も別のホームで貨物列車を撮っていて、ふと見たらこのキハ91を発見、慌てて階段をかけ下り、どうにか撮った一枚がこのカット。ネガカラーは変色し,今となってはしっかりモノクロで撮っておけば良かったと悔やんでいるが、大好きな車両ゆえ数枚でも残っていることを幸運に思っている。再訪するには時間も金もなく、この時が最初で最後の出会いとなった(後に紀勢本線に撮影に行ったとき、車窓から解体前の姿を見かけてはいるが)。

後年、鉄道模型メーカーのカツミからまさか模型化されるなどとは思ってもみなかったこのキハ91が発売され、大阪の工房に依頼していろいろ細かく作ってもらったほど気に入った車両だ。

(写真、文 U)91

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