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2009年7月10日 (金)

朝日に輝くロクイチ

1988年1月に撮影した成田線を行くEF5861。
このときに線路を挟んで反対側から撮影した、このブログにも登場する某氏の写真が、さるEF58本の表紙となった。

正月に成田山初詣客を乗せたいわゆる「成田臨」で、このブログをやっている仲間の多くと一緒に撮影に行った。成田線の撮影地はほとんど知らなかったから、あちらこちらを見て回ったあげく7時前後の通過時刻が迫ってしまい、ここ下総松崎~成田の築堤で慌てて撮影した。苦し紛れの望遠レンズによる正面狙いだったが、上ったばかりの朝日に照らされ思いもよらず結果オーライな写真になった。ただし、某氏のように反対側から撮った方が架線柱が写り込まないから、すっきりしたものになった。以降、早朝成田に着くロクイチ牽引列車はこの朝日を利用した撮り方が病みつきとなり、何度か同じシチュエーションで撮影した。

この前月、1987年の暮れに私は父が肺ガンに冒されていることを知り、当時病気をしていた母にも伝えることが出来ず悶々としていたことを思い出す。この写真を撮った後、10日ほどして母に真相を明かしたのだが、何とも言えない辛い宣告だった。
父の病は2月頃から一気に進行して6月に帰らぬ人となったが、それまで鉄道撮影をする機会などなく毎日病院に通ったものだ。
すでに21年が経ち、父の亡くなった年齢に近づきつつあるが、そんなことを考えてか、最近は週に3日程度酒を飲まない日を作るようにしている。

古い写真は、その頃自分の身の回りでどんなことがあったのかを思い出すきっかけにもなる。(写真、文 U)Photo_5

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