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2009年7月13日 (月)

東大宮のEF575号機

蒸気機関車全廃から約1年、僕は鉄道撮影から遠ざかった。ちょうど進学時期も重なったが、なにしろ蒸気機関車以外の鉄道車両はほとんど撮ったことがなく、雑誌もSL以外のページに目を通さなかったから、どんな車両がカッコ良いかも知らなかった。
高校の友人に157系の「あまぎ」を撮影に行こうと誘われて根府川へ行ったものの、全くその気になれないし、当時はブルートレインを目のあたりにしたって何も感じなかった。蒸気機関車の余韻からさめることが出来なかったのだろう。

そんな自分だったが唯一、ファンに人気がある車両を知っていた。それがEF57。
当時、読んでいたキネマ旬報が発行していた「蒸気機関車」誌に出ていたからだ。そのEF57を好きなクラスメートに誘われて、少しずつ東北線通いが始まった。
それでも最初は、どこか昆虫的でウルトラマンに出てくる「バルタン星人」のような印象にあまり好感は持てず、むしろ蒸気機関車時代の雰囲気が残る山陰本線京都口の方に惹かれていた。
しかも当時、すでにゴナナは休車になることが多く、東北線に行っても必ず走っているとは限らない。東京駅の案内センターで運用を教えてくれたいたが、運用に入ってもなかなか撮影に行く機会がなくひじょうに効率の悪い撮影対象だった。

それが臨時急行が増発される76年暮れになると一気に動き出し、その頃になってようやく頻繁に上野に通うようになった(したがって私のゴナナの写真は上野のバルブが多い)。
だが、高校生の分際で鉄道模型やSL写真集にも関心があったから、撮影地は遠くても蓮田あたりまで。電車賃がかかるような鉄チャンは難しかった。

これは77年1月上旬、東大宮で駐泊する5号機。
けっこう良い位置に止まっていて、待っていたらパンタグラフが上がった。高いポジションにあるが、こうやってみると模型の展示台に止まっているようだ。
自分が撮ったEF57の中で最も好きな1枚。(写真、文 U)Ef575_5

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コメント

キネ旬「蒸気機関車」のEF57特集はぼくも覚えてます。
たぶん、ぼくもそれがきっかけでEF57を撮り始めたような気がします。
EF57を撮りに行くと必ずEF58が来るわけで、
その時の原型EF58も妙にかっこよかったですね。

投稿: 某I | 2009年7月13日 (月) 21時41分

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