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2009年6月11日 (木)

思わぬ収穫

1977年夏、高校時代の友人K氏とともに水上、長岡へと撮影旅行に行った。
当時、僕はまだ本格的にEF58に熱を上げてはおらず、ほとんど走ることがなくなったEF57に代わる新たなターゲットを模索していた頃だ。同行のK氏の目的は長岡配置のEF15や水上のEF16を撮影すること。付和雷同の自分は正直、撮りたいものなど分からず、なんとなくただ付いていったというのが今だからこそ言える話。

このとき初めて知り合いから中判のミノルタオートコードという6×6版カメラを借りていったことも懐かしい。そろそろ画質の良い中判に色気が出てきた頃だった。初めて使う6×6版はファインダーも逆像で使いづらかったが、そこは無理して格好をつけていた。今、ネガを見ると水平が取れていないネガばかり。しっかり三脚を使うべきなのに。

そんな旅行中、思わぬ被写体に巡り会った。
長岡機関区(長岡運転所とは別の車両基地だった)で遭遇したDD20の2号機。前日に水上機関区で1号機を見ていたが、この2両、同じ形式でありながら全く別のスタイルをしている。案外、1号機は水上に常駐していたことから広く知られていて写真も多く残っているが、2号機の写真はあまり見かけない。とは言え、その希少価値よりも僕はこの2号機のボンネットが細くなった2エンド側のスタイルをいっぺんで気に入ってしまった。かわいらしくもなかなか精悍な印象でいろいろな角度から眺めたが、最も気に入った角度で撮ったのがこの写真。ミノルタオートコードでの撮影だ。
この機関車に遭遇してからボンネット型のディーゼル機関車に興味を持つようになったが、このように片側のボンネットが細い機関車がもう一両、存在することも分かった。DE10の901号機だ。
さっそく配置されている吹田第一機関区へ行こうとしたのだが、ハンプで作業する事が多くなかなか機関区に帰ってこないことが判明。そこで吹田機関区にはがきを出したり関西の鉄道仲間の伝手を頼って901号機が機関区へ戻る日を確認していただき、翌年5月にようやく撮影することができた。地域柄、DD20のようにスノープローは装備されていなかったのは残念だった。

話は戻るがDD202号機、このときすでに休車状態で後に新津で長らく留置されていたものの惜しくも解体されてしまった。1977年8月4日撮影(写真、文 U)Dd202

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