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2009年5月24日 (日)

荷2935列車

前回、荷35列車の事を記したときに触れたEF15牽引の荷2935列車の画像をアップしてみた。この写真は高校生の頃のもので、東北・上信越新幹線の完成によって撤去された東京~上野の回送線を走る同列車を神田のホームでとらえたもの。
この回送線を走るのは田町(品川)~尾久(田端や隅田川)間の回送列車がほとんどで、東京機関区のEF58の仕業でこの区間を走る1900番台の列車は一応、不定期扱いだったので、この荷2935列車のように定期で毎日走る列車は他になかったと思う(記憶が定かでないので間違っていたら指摘下さい)。旧型電車や新製客車、工場の入出場車、転属車両の回送なども多く、変わりダネ列車もよく見られた。
撮影には神田のホームが望遠レンズを使うのに最も適していたが、御徒町、秋葉原でも何とか撮れた。特に午後の列車は順光で、とりわけ冬場は斜光線が当たり列車が映えた。新前橋電車区からの旧型電車の廃車回送など、僕にとってはジャンル違いだが、印象的なカットもある。このホームでロクイチの引くピカピカの24系25型寝台客車の新製回送を撮影した1978年1月10日は、「某I氏」と一緒だったことを思い出す。
残念なのは高校生だったためにまだレンズも揃っておらず、望遠レンズも135ミリぐらいしかなかったことだ。写真を見ればおわかりのように、今なら300ミリクラスのレンズで、信号機の直前に機関車が来たところでシャッターを押せば、牽引される車両がうまくカーブに残り面白い絵が撮れたことだろう。この頃はレンズ購入よりも中判カメラの導入の方が優先課題だったから、長ダマの購入は約半年後まで先送りされた。そういう観点から昔の写真を眺めれば、もっと長いタマがあったらと思うこともあるが学生の分際であったのだから仕方のないこと。お年玉などの余録はレンズよりも中判カメラへ当てるというのがその頃の風潮だった。

自分で触れた荷2935列車だがネガをひっくり返してみたところ、この東京~上野間で撮影したのはこれ1枚だけ。それ以外の鶯谷、日暮里、品川、田町や東京駅などはあるのだが、御徒町、秋葉原、神田ではこれしか撮っていない。もったいない話だ。(写真、文 U)

1977年7月13日撮影
2935_2

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