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2009年5月30日 (土)

D76 1:1現像

こんなタイトルでピンと来るのも私たち世代あたりが最後でしょうか。

当時の典型的な鉄道写真撮影パターンは、「バケペン」に望遠レンズを付けて、フィルムはブローニの「トライX」、シャッタースピードは500分の1か、出来れば1000分の1、ちゃんとフィルムを巻いているかを確認してから(巻き忘れで涙を呑んだことは皆さん1回や2回ではないはず)レリーズで一発勝負。

撮影後は自宅の部屋を暗室にして自分でフィルム現像。D76現像液を1:1で希釈しての現像後、よく定着と水洗いをして乾燥させてから、やはり暗室で焼付けを行う・・・といった感じでした。この「水洗い」をしっかりやったことで、今も私のネガはきれいに生き残っています。これを教えてくれたのは、Uさん、某Iさんでした。いまさらながら感謝です。

当時のネガを出してみると現像の詳細を記載してました。

写真は1980年3月25日の荷32列車を牽引のEF5853@浜川崎です。

トライXをD76 1:1希釈、液温20度Cで12分現像とのデータが残っていました。標準現像時間は10分半程度だったと思いますので、倍増感をした感じでしょうか。

(写真・文:KM)67bw014

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コメント

懐かしいお話です。

当時、われわれはなるべく微粒子のネガを上げるべく、H氏はマイクロドールX1:3を現像液に使用したり、僕はイルフォードのフィルムを使ったり、そんな試行錯誤を繰り返していました。
結局、僕は落ち着くところに落ち着いてD76の1:1に戻ったのですが、そんな努力も空しく最後はトライXに代わるモノクロフィルム、T―MAXが発売されました。
このフィルムの粒状性は相当なものでラチチュードもなかなかでした。
ところがその後、富士フイルムからリバーサルのベルビアが出て、僕は本格的にリバーサルへと移行したのです。

そういうような話も今後、記していこうと思いますが、そんな時代もあったことを思い出させる記事、楽しく読ませていただきました。
ところでこの写真の一週間ほど前、僕も同じ場所で荷32列車の53号機を撮影しておりました。当時、我々は同じような価値観で行動していたことを振り返って思い出しています。

投稿: by U | 2009年5月30日 (土) 21時22分

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